経緯
- 3月30日で退職。
- 4月後半になって給与明細が届く。前に勤めていた会社は20日締だったので、3月21日〜3月30日までの明細。時給換算の明細のほか、「歩合手当」に取消線が引かれ、「退職金」と書いてあり、¥20,000とあった
- 14年勤めていて退職金¥20,000なんてつらい、と思い、前に勤めていた会社へ電話。会長から「退職金というものは定年まで勤めていたらもらえるものだよ」と言われる
- (書類などの詳細については2010年4月29日の日記「退職金について」を参照のこと)いくらこちらから、退職金の積立してましたよねとか言ってもただひたすら「退職金というm(ry」しか言わない
- 給与明細・積立してあるとの書類を持って行って労働相談所に赴くも、無理という結論に達する。曰く、「雇用契約書に退職金についての項目が無く、支払時期が就業規則や雇用契約書に書かれていない場合は、たとえ求職票に退職金共済、退職金積立ありと書かれていても、現在積立中、のような契約書があろうとも、無理でしょうねぇ」
つまり、結論は
雇用契約書に明確に支払時期が書いていない限り、たとえ退職金の積立をしてありますよ、求人票に退職金共催ありますよ、と書いてあっても、退職金を貰えない場合は涙をのむしかない
ということでした。
本当は一社員が知るべきことではないのかもしれませんが、中小企業向けの退職金積立というか共催というものが存在している(例:中退共等)し、前に勤めていた会社はこれを使っていたのかなぁ……。求人票には「退職金共済」と書いてあったので(2010年1月に手に入れた求人票ですが「退職金共済」と書いてあるんですよね。)。
明日は、このあたりについて書いてみたいと思います。
余談ですが、この件についてつらかったあたりを少しだけ。
退職金が貰えなかったことについてつらかったのが、「よくあることだよね」と言われてしまったことでした。
前に勤めていた社長の「退職金というものは定年m(ry」という言葉を言うと、みんながみんな「それはひどい! そういう理屈は変だよ!」と怒ってくれたのですが、「退職金積立していても、それが会社のものになっちゃうってことじゃんね」と私が言うと、「ああ、それは良くあることだよね」って返されるのが、とてもつらかった。
よくあることだから仕方がない、怒っても仕方がない。よくあることなのに知らなかった私が不勉強だから、怒っても仕方がない。そう言われているようで、とてもつらかった。退職金が貰えると思っていたことは正直甘かったのでしょう。14年勤めていて、退職金積立していると信じていた私が甘かったのかもしれません。
でも、なんだか、ものすごく、裏切られた気がして、この怒りの持って行きどころがない。怒っても「よくあることだよね」って言われてしまったら、どうしようもなかったから。
だから、もし、これを読んでくれた方で、同じような目にあった方がいらしたら、私は言いたいです。それは理不尽だよね。おかしいよね。よくあることかもしれないけど、どうしてそんなことが「よくあること」として世の中で通っちゃってるんだろうね。悔しい、腹が立つことは、普通の感情だよ、と。
また、これを読んでくれた方で、同じような目にあった方がほかにいたら、一緒に怒ってあげてください。「よくあることだよね」と、言わないでおいてあげると、私もうれしいです。